読書ノートの書き方|何を書く?自分に合った3つのコツ

読書ノートの書き方|何を書く?自分に合った3つのコツ

本を読んだあと、心に残った言葉や気づきを書き留めておきたい。

そう思って読書ノートを始めようとしても、

何を書けばよいのかわからず、手が止まってしまうことはありませんか。

本の内容を要約するのか、

印象に残った言葉を書くのか、

それとも自分の感想を書くのか。

せっかく記録するなら、きちんとまとめたいと考えるかもしれません。

でも、読書ノートは、本の内容をすべて書き残す必要はありません。

自分にとって大切だと思った言葉や、読んで考えたことを残しておくだけでも十分です。

私は以前、Amazon KDPで読書ノートを制作しました。

現在もそのノートを使っていますが、すべての項目を埋めているわけではありません。

本の内容や読む目的に合わせて、必要なところだけを書いています。

ときには、読み終えてしばらく経ってから、考えを書き足すこともあります。

大切なのは、ノートを完成させることではなく、

読書を通して得た気づきを、自分なりの形で残しておくことだと思っています。

この記事では、実際に使っている読書ノートを例に、

何を書けばよいのか、どのように書けばよいのかを3つのコツに分けて紹介します。

難しく考えず、自分に合った読書ノートの書き方を見つけていきませんか。

目次

読書ノートには何を書けばいい?

読書ノートには、決まった書き方があるわけではありません。

本の内容を要約する人もいれば、

印象に残った言葉や自分の感想を書き留める人もいます。

何を書けばよいか迷ったときは、

まず、記録できる項目を知っておくと考えやすくなります。

私が以前制作した読書ノートには、次のような項目を設けています。

  • 書名・著者・読書期間:いつ、どんな本を読んだか
  • 読書目的・本への期待:何を知りたいのか、何を得たいのか
  • 印象に残った一文:心に響いた言葉とそのページ
  • 3行要約:本の内容を短く整理する
  • 心に残った3つのポイント:特に印象に残った言葉や考え
  • 行動につなげたいこと:読んだ内容から、自分が試してみたいこと
  • 読書メモ・マインドマップ:気づきや疑問、考えたことを自由に書く

ほかにも、本の評価やタグなどを記録できるようにしています。

実際のノート
実際のノート

こうして並べると、書くことが多いと感じるかもしれません。

しかし、私が普段よく使うのは、

「心に残った3つのポイント」「行動につなげたいこと」、

そして自由に書ける読書メモ・マインドマップの欄です。

同じ内容を複数の欄に書くことはせず、その本に合った項目を選んでいます。

本によっても、記録の仕方は変えています。

例えば、小説を読むときは、この読書ノートを使っていません。

歴史書を読むときは、別のジャーナルノートに記録しています。

読書の目的が違えば、残しておきたいことも違うためです。

読書ノートは、用意された項目を埋めるためのものではなく、

自分にとって必要なことを残すためのものです。

これから始める人なら、最初から多くの項目を用意する必要もないでしょう。

書名と、心に残った言葉や気づきが一つあれば、それだけでも読書の記録になります。

慣れてきたら、自分の考えや感想など、

残しておきたい項目を少しずつ増やしていけばよいと思います。


読んだ内容を忘れてしまうことが気になる方は、以下の記事も参考にしてみてください。

読書ノートの書き方|3つのコツ

読書ノートの書き方|3つのコツ

読書ノートを書くときは、最初からきれいにまとめようと考える必要はありません。

まずは、自分にとって大切だと思ったことから書いてみましょう。

ここでは、私が実際に行っている方法をもとに、3つのコツを紹介します。

① 心に残った言葉やポイントを拾う

読書ノートを始めるなら、

最初は本の中で印象に残った言葉を記録するのがおすすめです。

本を読んでいると、思わず立ち止まってしまう一文に出会うことがあります。

それまで考えたことのなかった視点だったり、

自分が感じていたことをうまく表現してくれていたり。

そんな言葉を残しておくと、あとから読み返したときに、

その本から何を受け取ったのかを思い出しやすくなります。

私は読書ノートの「心に残った3つのポイント」という欄に、

本の中から印象に残ったフレーズを拾って書いています。

そして、必要に応じて自分の考えを少し添えます。

例えば、実際に私が読書ノートに記録していたのは、次のような内容です。

実際の読書ノートの記入例

書名:『「疑う」からはじめる。』
著者:澤 円

  • 心に残ったポイント: アウトプットしなければ、誰もあなたに気づかない
  • 自分の考え: 発信は積み重ね

これは、本の中で印象に残った言葉を拾い、そこに自分の考えを短く添えたものです。

「発信は積み重ね」というのは、わずか数文字のメモです。

しかし、自分で考えて書いた言葉なので、

あとから読み返したときにも、そのとき何を感じたのかを思い出すきっかけになります。

このように、感想を長い文章にまとめる必要はありません。

一言だけでも、自分の考えを残しておくことに意味があります。

また、私のノートには3つのポイントを書く欄がありますが、

必ず3つ選ぶわけでもありません。

一つしか見つからなければ、一つで十分です。

大切なのは、数を揃えることではなく、自分の心に残った言葉を選ぶことです。

なお、本の文章をそのまま書き写す場合は、

書名やページ番号も一緒に記録しておくと、あとから原文を確認しやすくなります。

自分の考えと著者の言葉を区別しておくことも大切です。

読書ノートは、本の内容を正確に再現するためだけのものではありません。

その本のどこに心が動き、何を考えたのか。

まずは、そんな小さな気づきを残すところから始めてみましょう。


心に残った言葉を短く記録することについては、以下の記事でも紹介しています。

② 読んで考えたことを自由に書く

心に残った言葉だけでなく、

読書を通して考えたことも残しておくと、あとから振り返る楽しみが増えます。

本を読んでいると、著者の考えに納得することもあれば、

「本当にそうだろうか」と疑問を感じることもあります。

また、書かれている内容から、

以前の経験を思い出したり、別のことを考え始めたりする場合もあるでしょう。

そんなときは、思いついたことを自由に書いてみます。

私が使っている読書ノートには、

「読書メモ・マインドマップ」という自由記述の欄があります。

ここには、気になったことや疑問、自分の経験とのつながりなどを書いています。

文章で書くこともあれば、短い言葉を並べたり、線で結んだりすることもあります。

例えば、仕事に関する本を読んで、ある考え方が気になったとします。

そこから、自分が経験した仕事の場面を思い出すかもしれません。

「自分はどう対応していただろう」

「別の方法もあったのではないか」

そうした疑問をメモし、関連する考えを線でつないでみる。

きれいな図にする必要はありません。

読書メモは、完成した考えを記録するだけでなく、

考えている途中のことを書いてもよい場所だからです。

また、自由記述の欄に詳しく書いた内容は、別の項目に無理に書き直していません。

最初からまとまった文章にしようとせず、気になった言葉や疑問を一つ書く。

そこから考えが広がれば、少し書き足してみる。

そんな使い方でも十分です。

読書ノートに自分の考えを残しておくと、

あとから読み返したときに、本の内容だけでなく、

その本を読んでいた自分が何を考えていたのかも見えてきます。

③ 自分の行動につなげたいことを書く

本を読んで心に残ったことがあれば、

そこから自分が何をしてみたいのかを考えてみるのもよい方法です。

私が使っている読書ノートには、「行動につなげたいこと」という欄があります。

ここには、本に書かれていた言葉をそのまま写すのではなく、

読んだ内容をもとに、自分で考えたことを書いています。

例えば、仕事に関する本を読んで、

「相手の話をよく聞くことが大切だ」と感じたとします。

そこから、自分の日頃の行動を振り返ってみる。

「相手が話し終える前に、自分の意見を伝えていないだろうか」

そう感じたなら、「次の打ち合わせでは、相手の話を最後まで聞いてみる」

と書いておくことができます。

大きな目標を立てる必要はありません。

日常生活や仕事の中で、少し試してみたいと思ったことを一つ残すだけでも十分です。

ここで大切なのは、

本に書かれていることを、そのまま正解として受け入れる必要はないということです。

著者の考えに納得することもあれば、自分には合わないと感じることもあるでしょう。

本から得た知識や気づきを参考にしながら、自分ならどう考え、どう行動するのか。

そこに読書の面白さがあると思います。

もちろん、すべての読書を行動につなげる必要はありません。

小説の世界に浸ったり、

歴史を知ることそのものを楽しんだりする読書もあります。

読み終えたときに、行動につなげたいことが思いつかなければ、無理に書かなくても構いません。

読書ノートは、

読んだ本から何かをしなければならないという義務をつくるものではありません。

本との出会いをきっかけに、自分が考えたことや試してみたいことを残しておく。

そのための場所として使えばよいと思います。

読書ノートを振り返り、今の自分の考えを確かめる

読書ノートを振り返り、今の自分の考えを確かめる

読書ノートは、書いたら終わりではありません。

私は、読了後に記録したノートを、しばらく経ってから読み返すことがあります。

そのときに確認することの一つが、「行動につなげたいこと」に書いた内容です。

本を読んだときには、試してみたいと思ったことでも、

日々の生活の中で忘れてしまう場合があります。

そんなとき、読書ノートを見返すと、

以前の自分が何をしようと考えていたのかを思い出せます。

実際に行動できていれば、その経験を振り返ってみる。

まだ行動していなければ、これから試してみるのもよいでしょう。

ただし、書いたことを必ず実行しなければならないわけではありません。

時間が経てば、環境や関心が変わることもあります。

以前はやってみたいと思っていたことでも、今の自分には必要ないと感じるかもしれません。

そんなときは、無理に行動せず、見送ってもよいと思います。

大切なのは、過去に決めたことを守ることではなく、

今の自分にとって必要かどうかを、あらためて考えることです。

また、読書ノートを振り返ると、当時とは違う気づきが生まれることもあります。

以前はあまり気にならなかった言葉が、

別の経験を重ねたことで、急に意味を持つこともあるでしょう。

「この頃は、こんなことを考えていたんだな」

そう感じることもあれば、今でも変わらず大切にしている考えに気づくこともあります。

私は、新しく思いついたことがあれば、あとからノートに書き足すこともあります。

以前の記録を無理に書き直す必要はありません。

余白に日付を添えて追記すれば、考え方の変化も残せます。

もちろん、すべての本を定期的に振り返る必要はないでしょう。

何かを考えるきっかけがあったときに、以前のノートを開いてみる。

それだけでも十分です。

読書ノートを振り返ることは、過去の自分の考えを手がかりに、

今の自分がどうしたいのかを確かめることでもあります。

記録した言葉を大切にしながらも、そのときの自分に合った答えを選んでいけばよいと思います。


以前に読んだ本そのものを読み返してみると、新しい発見があることもあります。

以下の記事では、再読によって変わる本の受け止め方を紹介しています。

まとめ|読書ノートは自分のために書こう

読書ノートは、本の内容をすべて記録したり、

きれいにまとめたりするためだけのものではありません。

今回紹介した書き方のコツは、次の3つです。

  1. 心に残った言葉やポイントを拾う
  2. 読んで考えたことを自由に書く
  3. 自分の行動につなげたいことを書く

自分にとって大切だと思ったことを、必要な形で残してみましょう。

そして、ときにはノートを読み返してみてください。

以前の自分が考えたことを振り返り、今ならどうするかを考える。

行動に移してもよいですし、今の自分に合わなければ見送っても構いません。

読書ノートは、本から得た気づきを残し、自分の考えを深めていくためのものです。

まずは、心に残った言葉を一つ書くところから始めてみませんか。

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