プレゼンで緊張する人へ|人前でも落ち着いて話す3つのコツ

プレゼンで緊張する人へ|人前でも落ち着いて話す3つのコツ

プレゼンで人前に立つと、緊張してしまう。

大勢の視線が気になって、声が震えたり、頭が真っ白になったりする。

そんな経験はありませんか。

普段は問題なく話せるのに、

プレゼンになると、いつものように話せなくなることがあります。

実は、私も子どものころから人前で話すのが苦手でした。

会社員になってからも、最初のころはプレゼンのたびに緊張していました。

しかし、仕事では人前で説明する機会が何度もあります。

苦手だからといって、避けてばかりはいられません。

繰り返しプレゼンを経験するうちに、私はあることに気づきました。

大勢の人に話そうとするから、緊張するのではないか。

そこで、会場全体に向かって話そうとするのではなく、

目の前の一人と会話するように話すことを意識するようになりました。

この方法を身につけてからは、プレゼンで緊張することがなくなりました。

1000人近い会場で話したときも、意識していたのは目の前の2〜3人です。

この記事では、私自身の経験をもとに、

プレゼンで緊張する人が落ち着いて話すための3つのコツを紹介します。

この記事でわかること: 

大勢の前でも、聞き手とのコミュニケーションを意識しながら、自分の言葉で話すための具体的な方法。

目次

プレゼンで緊張するのはなぜ?

プレゼンで緊張するのはなぜ?

プレゼンで緊張する理由の一つは、

大勢の人に見られていることを意識してしまうからではないでしょうか。

普段、同僚や上司と1対1で話すときは、それほど緊張しない人でも、

10人、50人、100人と聞き手が増えると、急に話しにくくなることがあります。

目の前に大勢の人がいる。

みんなが自分を見ている。

うまく話さなければならない。

そんなことを考え始めると、話す内容よりも、自分がどう見られているかが気になってしまいます。

よく、人前で緊張しないために「観客をカボチャだと思えばいい」と言われることがあります。

しかし、私には、この考え方がしっくりきませんでした。

目の前に大勢の人がいるのは事実です。

いくらカボチャだと思おうとしても、その事実は変わりません。

それに、プレゼンは相手に何かを伝えるために行うものです。

聞いている人を意識しないようにするのも、少し違う気がします。

そこで私が考えたのは、

大勢の人がいることを否定するのではなく、自分が話しかける相手を絞るという方法でした。

考えてみれば、普段の会話では、相手の目を見たり、表情を確かめたりしながら話しています。

プレゼンでも、同じように話せばよいのではないか。

会場には大勢の人がいても、一度に全員と目を合わせる必要はありません。

そう考えることで、私にとってプレゼンは、

大勢の前で話す特別な場から、いつものコミュニケーションに近いものへと変わっていきました。

プレゼンで落ち着いて話す3つのコツ

① まずはキーパーソンに向けて話す

プレゼンで落ち着いて話すために、

私が最初に意識していたのは、誰に向けて話すかを決めることでした。

仕事のプレゼンには、多くの場合、特に話を聞いてもらいたい相手がいます。

例えば、企画を承認する上司や経営層、提案先の責任者などです。

私は、そうしたキーパーソンに向けて話し始めるようにしていました。

会場に何十人、何百人いても、まずはその人の目を見て話すのです。

もちろん、ほかの人を無視するわけではありません。

話す内容は、会場にいる全員に向けたものです。

ただ、最初から大勢の人を意識する必要はないと思うのです。

例えば、上司に新しい企画を説明するとき、

1対1であれば、それほど緊張せずに話せる人も多いのではないでしょうか。

相手の目を見ながら、自分が考えたことを伝える。

必要に応じて、相手の表情を確かめる。

それと同じことを、プレゼンの場でも行います。

私は、会場全体を見渡してから話し始めることはしませんでした。

最初に見るのは、話を聞いてほしいキーパーソン。

その人に説明するつもりで話し始めると、普段の会話に近い感覚で言葉が出てきます。

大勢に向かって話そうとする前に、まず一人に話しかけてみる。

これが、私が実践してきた最初のコツです。

もし、特定のキーパーソンがいない場合は、

前方に座っている人など、最初に話しかける相手を一人決めておくとよいでしょう。

② うなずいて聞いてくれる人を見つける

キーパーソンに向けて話し始めたら、次は少しずつ周りの人にも目を向けてみます。

ここで私が意識していたのは、自分の話に反応してくれる人を見つけることでした。

プレゼンをしていると、こちらの話を聞きながら、うなずいてくれる人がいます。

興味を持っているような表情で、じっとこちらを見ている人もいます。

こうした反応は、話している側から見ると、意外とよくわかるものです。

私も、プレゼンをしながら、そういう人を探していました。

ただし、会場全体を見渡して探すわけではありません。

まずは、キーパーソンの周辺に目を向けます。

特に、前の方に座っている人は表情が見えやすく、反応にも気づきやすいものです。

反対に、会場の後ろの方まで見ようとすると、一人ひとりの表情はなかなかわかりません。

それに、広い会場を見渡すことで、大勢の人がいることを改めて意識してしまいます。

私の場合は、それを避けるためにも、前方の限られた範囲で聞いてくれる人を探していました。

そして、うなずいてくれる人が見つかったら、その人にも目を向けながら話すようにします。

自分の話に反応してくれる人がいると、話している側も安心できます。

一方的に説明しているのではなく、相手に話が届いていると感じられるからです。

もちろん、うなずいていない人が、話を聞いていないとは限りません。

表情に出さず、真剣に聞いている人もいるでしょう。

大切なのは、聞き手の反応を評価することではありません。

自分が話しかけやすい相手を見つけることです。

そうした相手が見つかると、大勢の前で話しているという感覚も少しずつ変わってきます。

③ 2〜3人と会話するように話す

キーパーソンと、反応してくれる人が見つかったら、あとはその2〜3人と会話するように話します。

これが、私にとってプレゼンで緊張しなくなった一番のポイントでした。

やり方は難しくありません。

まず一人の目を見て、話しかけるように説明します。

しばらく話したら、次の人に目を向ける。

そして、その人に向けて話を続けます。

相手がうなずいたり、表情を変えたりする様子を感じながら、自然に話を進めていくのです。

普段、誰かと会話するときも、相手の反応を見ながら話していますよね。

プレゼンでも、基本は同じです。

もちろん、聞き手から言葉が返ってくるわけではありません。

それでも、目を合わせたり、うなずきを感じたりすることで、

一方的に話しているという感覚が薄れていきます。

私も、この方法を身につけてからは、プレゼンで緊張することがなくなりました。

会社員時代には、1000人近い人が集まる会場でプレゼンをしたこともあります。

しかし、そのときも特別なことはしていません。

会場には大勢の人がいます。

でも、私が意識していたのは、前の方にいる2〜3人だけでした。

その人たちに向けて、いつものように話す。

それだけです。

1000人全員の顔を見ながら話そうとすれば、私もプレッシャーを感じていたかもしれません。

けれども、実際に話しかけている相手は2〜3人です。

そう考えると、会場の人数はそれほど気にならなくなりました。

ここで大切なのは、視線を向ける相手は少人数でも、話は会場全体に届けるということです。

特定の人だけに聞こえる声で話すわけではありませんし、

ほかの参加者を無視するわけでもありません。

声の大きさや話す内容は、会場全体を意識します。

ただ、自分が誰に向かって話しているのかという意識を、目の前の2〜3人に絞るのです。

最初から大勢の前でうまく話そうとする必要はありません。

次のプレゼンでは、まず一人の目を見て話すことから試してみてください。

慣れてきたら、もう一人、さらにもう一人と、話しかける相手を増やしてみる。

大勢に向かって話すプレゼンを、少人数とのコミュニケーションに変えてみる。

私にとっては、それが人前で緊張しなくなる大きなきっかけになりました。

プレゼンは、上手に話すことより伝えることが大切

プレゼンは、上手に話すことより伝えることが大切

プレゼンで緊張するとき、私たちは「うまく話さなければ」と考えてしまいがちです。

言葉に詰まらないようにしよう。

間違えずに説明しよう。

堂々と話しているように見せよう。

こうしたことを意識しすぎると、かえって自分の話し方ばかりが気になってしまいます。

でも、プレゼンの目的は、上手に話すことではありません。

自分が伝えたいことを、相手に届けることです。

私がプレゼンで緊張しなくなったのも、話し方が急に上達したからではありません。

大勢の前で話している自分を意識するのではなく、

目の前にいる相手へ伝えることに集中するようになったからです。

聞き手の表情や反応に目を向けると、

自分がどう見られているかよりも、相手に話が届いているかが気になるようになります。

もちろん、相手の反応だけで、どこまで理解してもらえたかを判断できるわけではありません。

それでも、聞き手の存在を感じながら話すことで、

プレゼンは一方的な発表ではなく、コミュニケーションに近づいていきます。

緊張しないようにしようと考えるよりも、目の前の相手に何を伝えたいのかを考える。

その意識の違いが、人前で話すときの気持ちを変えてくれるのではないでしょうか。


相手に伝わる説明の仕方については、以下の記事でも紹介しています。

まとめ|大勢の前でも、一人に話しかけることから始めよう

プレゼンで緊張するときは、

会場にいる人数ではなく、話しかける相手に意識を向けてみてはいかがでしょうか。

今回紹介したのは、次の3つのコツです。

  1. まずはキーパーソンに向けて話す
  2. うなずいて聞いてくれる人を見つける
  3. 2〜3人と会話するように話す

私も以前は、人前で話すことが苦手でした。

しかし、目の前の相手と会話するように話すことを意識してからは、

大勢の前でも緊張しなくなりました。

最初から緊張せずに話せなくても構いません。

次にプレゼンをする機会があれば、まず一人、話しかける相手を決めてみてください。

大勢の前で話すことも、一人との会話から始められます。

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