私たちの生活は、無数の習慣の積み重ねで成り立っていますよね。
習慣とは、無意識のうちに行っている行動のこと。
例えば、「顔を洗う」「歯を磨く」などですね。
実は習慣って、生活や思考に、最終的には人生に大きな影響を与えているんです。
良く使われる言葉ですよね。
どんなに意識的に努力しても、習慣にしない限り、目標を達成することは難しいのです。
特に「考える力」を育むためには、日々意識的に思考を促進する時間を作り、それを習慣化することが不可欠です。
そのためには、まず自分の時間を管理し、思考を鍛えるための習慣を作り上げることが大切ですよね。
この記事では、習慣化の力を借りて、日々進化する「考える力」を育てるための実践的なアイデアを紹介します。
尚、私は 国内・海外で賞を取った「ビジネスモデル創り」「新ブランドの企画立案」をしてきた経験があります。
そんな私が、今でも実践しているアイデアです。
1. 考える力を育むための「知的な日常」作り
日々の習慣で思考力を高める方法
考える力を育てるためには、まず日常の中で「意識的に思考する時間を増やすこと」が重要です。
多くの人は日々忙しく、無意識のうちに時間が過ぎてしまいますが、思考を深める時間は意識的に作る必要があります。
例えば、毎日の読書やメモ取りは、考える力を鍛える最も効果的な方法です。
読書は新しい知識を得るだけでなく、情報を処理する力を養います。
読む本は、自分の関心がある分野であっても、普段あまり触れない分野であっても構いません。
読書を通じて、さまざまな視点を得ることができ、これが思考の幅を広げることに繋がります。
読書の際に、以下を習慣にするのも良い方法です。
- キーワードをメモする
- 心が動いた言葉を記録する
- 実践したいことをメモする
自分が本から得た重要なポイントや疑問をメモすることで、その内容が定着し、後々の思考を助けてくれます。
例えば、朝起きて30分、夜寝る前に30分を読書タイムとして設けると、毎日1時間を確保できますよね。
これを習慣化することで、年間で30時間以上の読書時間を確保できます。
通勤時間やスキマ時間を利用すれば、もっと時間を活用することができますよね。
さらに、読書後にノートを取る習慣を付ければ、その内容が自分の知識として蓄積され、思考力が深まります。
最近は読書習慣がない人が増えていると聞きますが、私が最もオススメする習慣です。
思考力を鍛えたいのならば、本を読む
知的生活をサポートする時間管理術
知的生活を支えるために、時間の使い方は非常に重要です。
特に、自分の最適な時間帯を見つけて、そこに知的な活動を集中させることが鍵です。
多くの人は、仕事や家庭のことで忙しく、思考を深める時間が取れないと感じるかもしれません。
しかし、1日の中で最も集中できる時間帯に重要なタスクを持ってくることで、効率的に思考力を高めることができます。
例えば、朝が最も集中しやすい時間帯であれば、朝の30分を読書や思考を深めるための時間として使います。
午後のエネルギーが落ちる時間帯には、軽いメモ取りやアイデア整理を行い、頭が冴えている時間帯に本格的な思考作業を行います。
何十年も生きていれば、自分の最適な時間帯はわかりますよね。
知的な仕事は、最適な時間帯に！
さらに、時間を見える化することも効果的です。
スケジュールを可視化し、1日の中で思考を深める時間をしっかりと確保することで、ムダに時間を浪費することなく、自分の知的生活を意識的に作り上げていけます。
私は、在職中は 午前に会議を入れるのを避けていましたね。
メモ術の実践的活用法
メモ術は、思考を深めるための強力なツールです。
私たちの頭の中に浮かんだアイデアや考えを、すぐに書き留めることで、後で整理したり、アイデアを発展させたりすることができます。
ポイントは「すぐに書き留めること」
後回しにしたら、すぐに忘れてしまいます。
マインドマップや箇条書きなど、さまざまなメモの取り方を活用しましょう。
例えば、読書中に得た気づきや疑問点をマインドマップで整理することで、自分の理解が深まり、関連する情報を視覚的に整理できます。
ちなみに、マインドマップは 脳の記憶方法との親和性もあるので、記憶にも残りやすい方法です。
また、デジタルメモツールを使うことで、メモを簡単に整理し、いつでもアクセスできるようにしておくと便利ですね。
自分のメモを定期的に振り返り、新たなアイデアや気づきが生まれたときにすぐに書き加えることで、知識がどんどん蓄積されていきます。
3. 知的習慣を身につける：毎日を進化させるための実践アイデア
目標設定と進捗管理
知的な生活を送り、思考力を高めるためには、明確な目標を設定し、進捗を管理することが重要です。
目標は抽象的でなく、具体的で達成可能なものにすることが鍵です。
例えば、「毎日30分読書するという目標を設定した場合、それを毎日の習慣にすることが必要です。
この目標を達成するために、まずは時間を確保し、その時間帯に読書を行うようにします。
最初は強制的に時間を確保する！
これぐらい徹底しないと習慣化にはなりませんよ。
進捗を記録するためには、進捗管理ツールを使うと便利です。
Googleカレンダーや手帳に、達成したタスクを記録していくことで、どのくらい習慣化が進んでいるかを視覚化できます。
また、定期的に振り返りを行い、目標達成に向けた改善点を見つけ出すことも大切です。
私の場合は、毎日の午前と午後のタスク表を紙に出力していて、完了したら印を入れています。
「習慣化すること」は、最初からタスク表に入れてあるので、やらないことはないですね。
生活習慣の改善：早起きや読書などの基本的な習慣
知的な生活を送るためには、基本的な生活習慣を整えることが必要です。
早起きはその一つです。
朝早く起きて静かな時間を利用することで、集中して思考を深めることができます。
例えば、朝の30分を読書やアイデア出しに使うことで、1日のスタートを知的な活動で切ることができます。
さらに、毎朝自分が今日やるべきことを簡単に書き出すことで、頭をクリアにし、思考を整理することができます。
私自身も 在職中から現在も続けている習慣です。
また、当然ながら生活習慣の改善には、健康管理も重要ですよね。
体調が良いときに思考がスムーズに進むため、適度な運動や食事の管理を行うことも習慣化するべきです。
新しい挑戦を楽しむためのマインドセット
知的生活を進化させるためには、新しい挑戦を恐れずに楽しむ姿勢が不可欠です。
新しい知識を学ぶことや、自分が苦手な分野に挑戦することは、最初は難しく感じるかもしれません。
しかし、挑戦を楽しむことで、成長し続けることができます。
例えば、普段読まないジャンルの本に挑戦してみる、または新しいスキルを学ぶためにオンライン講座を受けるなど、挑戦を習慣化することが重要です。
私の事例で言えば、AIですよね。
毎日ワクワクしながら、挑戦していますよ。
挑戦を楽しもう！
4. まとめ：習慣化で考える力を高め、知的生活を進化させる
習慣化は、知的生活を支えるための最も強力なツールです。
毎日の小さな習慣を積み重ねることで、考える力を育み、知的な生活を充実させることができます。
時間管理術やメモ術、生活習慣の改善、そして挑戦を楽しむマインドセットが、あなたの思考を深め、知的な生活を進化させる鍵となります。
毎日の習慣を見直し、知的生活を支えるための習慣を確立することで、あなたは確実に成長し続け、思考力が向上していきます。
そして一番重要なのは、「実践すること」です。