💬 本を読んだのに、すぐに内容を忘れてしまう。
セミナーに参加しても、数日後には印象が薄れてる。
そんな経験、ありませんか?
「学んだことを行動に活かしたい」──そう思っても、なかなかできない。
気づけば“インプット疲れ”になっていたりしますよね。
実はその原因、あなたの意志が弱いわけじゃないんです。
必要なのは、「アウトプットする習慣」。
この記事では、樺沢紫苑さんのベストセラー
**『アウトプット大全』**をもとに、
「読むだけじゃ終わらせない」方法を紹介していきます!
『アウトプット大全』とは?その魅力をサクッと解説

この本、読んだことありますか?
『アウトプット大全』は、精神科医の樺沢紫苑さんが書いた、まさに「学びを行動に変える」ためのガイド本です。
読みやすいのに、内容は実践的。
難しい言葉はなし。
すぐ試したくなるアイデアが満載なんです。
本書で繰り返されているのが、こんな言葉。
え?逆じゃないの? と思いました?
多くの人は「学ぶ → 満足 → 終わり」ですよね。
でも、それでは記憶にも残らないし、成長にもつながりません。
だからこそ、「読んだら、話す・書く・行動する」ことが大切なんです。
アウトプットがもたらす3つの効果
では、アウトプットにはどんな効果があるのでしょう?
本書では、こんなメリットが紹介されています。
1. 記憶に定着する!
ただ読むだけでは、1週間後には忘れてしまいます。
でも、書いたり話したりすると、記憶はグンと強くなる。
たとえば、日記を書く、メモをとる、誰かに話す──
この習慣だけで、記憶力がぐっと上がるんです。
2. 思考力が鍛えられる!
アウトプットは、ただの“答え”じゃなく、
自分の頭で「どう思ったか」「なぜそう考えたか」を整理する作業。
考えるクセがつくと、判断が早くなり、深く考えられるようになります。
3. 行動につながる!
最大のメリットはこれ。
アウトプットを習慣にすれば、自然と「動ける人」になるんです。
本を読んで終わり、じゃなく、
読んで→行動→改善→成長…というループに入れるんですよ。
『アウトプット大全』で紹介されている7つの方法
では実際に、どんなアウトプットの方法があるのか?
本書で紹介されている「7つのアウトプット」を見ていきましょう!
① 書く:メモ・日記・ブログなど
一番カンタンなアウトプット。
紙とペンがあればOK。
メモや日記、ブログなど、自分の思考を外に出すだけで、脳が活性化します。
② 話す:人に説明する
人に話すと、自分の理解の浅さが分かります。
これ、めちゃくちゃ勉強になりますよ。
「今日読んだことを、3分で説明してみる」
これだけでも効果バツグンです。
③ 行動する:試す・やってみる
学んだことを1つでも実践してみましょう。
読んだだけで終わるのは、インプット疲れの原因です。
小さなことからでOK。
動くと、変わります。
④ 教える:誰かに伝える
誰かに教える前提で読むと、集中力が変わります。
「先生モード」で読書すると、学びが深まりますよ。
⑤ 発信する:SNS・ブログ・動画など
現代の最強アウトプット。
Twitterやブログ、YouTubeなど、何でもOK。
「人に見せる前提」があると、自然と質が上がります。
⑥ 体験する:現場に行く・参加する
本を読んだら、実際に現場を見に行く、イベントに参加する。
体験とセットにすることで、知識がリアルになります。
⑦ 感じる:感情と結びつける
感動・驚き・悔しさ…感情が動くと記憶は強くなる。
「何を感じたか」をメモする習慣、かなりおすすめです。
私が実践して効果を感じた3つのアウトプット習慣
ここで、私自身が『アウトプット大全』を読んで取り入れた習慣をご紹介します!
1. インプット後の3行日記
「気づいてこと」「学んだこと」「すぐにやること」
これをインプットした直後に書くようにしました。
シンプルだけど、思考がスッキリするんです。
過去の積み重ねが“見える化”されて、やる気も出る!
2. ブログに書く
まさに今書いているこのブログも、アウトプットの一環。
読むだけで終わらせないために、ブログでまとめています。
人に読まれると思うと、内容もしっかり整理しますし、学びが深くなりますよ。
3. 人に話す
本で学んだことは、すぐに家族や友人に話すようにしています。
「え、そうなんだ!」と言われると、楽しいし、もっと学びたくなりますよね。
今日からできるアウトプット習慣の始め方【4ステップ】
ではここからは、アウトプット習慣を始めるための実践ステップを紹介します!
Step1:読みながらメモをとる
ただ読むだけじゃもったいない。
本の気になったところに線を引いたり、メモを取りながら読みましょう。
メモ帳でも付箋でもOK!
とにかく書きましょう。

Step2:話す相手を見つける
「この本、こんなこと書いてあったよ!」と伝えてみましょう。
家族・友人・同僚など、気軽に共有するだけで、理解が深まります。
Step3:SNSやブログで発信する
「今日の学び」を一言でもいいので、投稿してみましょう。
読んだことを外に出すだけで、自分の中に定着します。
Step4:週1回、振り返る
1週間ごとに、どんな学びがあったか振り返ってみましょう。
まとめることで、忘れかけていたことも再定着します。
まとめ:アウトプットは知的生活の「核」になる
最後に、もう一度お伝えしたいのはコレ。
アウトプットは特別な人だけのものじゃありません。
誰でも、今日から、小さく始められる習慣なんです。
『アウトプット大全』は、そんな小さな一歩を後押ししてくれる一冊です。
もしあなたが「学びが身につかない」「読書が行動につながらない」と感じているなら、
ぜひこの本を手に取ってみてください。
そして、読むだけで終わらせずに、
「話す」「書く」「動く」
どれかひとつ、試してみてください。
きっと明日からの“知的生活”が、少しずつ変わり始めますよ。
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読書 × 思考 × AIをテーマに、知的な日常を発信中です!
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