読書後5分で思考力アップ!学びを忘れない習慣術

読書後5分で思考力アップ! 学びを忘れない習慣術

本を読み終えた瞬間って、頭の中が新しい発見でいっぱいになりますよね。

「これ、仕事に使えるかも!」

「この考え方、面白い!」

でも…気づけば数日後には、ほとんど忘れてる。もったいない!

そこでおすすめなのが「読書後5分の習慣」。

読み終わったその勢いのまま、ほんの5分だけ“あること”をすると、学びがしっかり自分のものになります。

しかも、思考力までじわじわアップ。

今日はそのやり方と、続けるためのコツをお話しします。

あなたの読書時間が、もっと価値ある時間に変わりますよ。

目次

読書後5分の習慣で考える力を鍛える理由

読書直後の5分は、脳にとって“ゴールデンタイム”。

新しい情報や気づきが、まだ鮮明に浮かんでいます。

このタイミングで頭を整理すると、記憶への定着率がグンと上がるんです。

逆に、時間が経つとどうなるか。

他の情報や出来事がどんどん入り込み、せっかくの学びが薄まってしまう。

思い出そうとしても「あれ、なんだっけ?」…そんな経験ありますよね。

さらに、読書後5分の整理は「思考の筋トレ」にもなります。

本の内容をただ受け取るだけでなく、自分の言葉に置き換えたり、生活や仕事にどう活かせるか考える。

これが、考える力を鍛える一番の近道です。

そしてもう一つ大事なポイント。

この5分間は「行動のきっかけ」にもなること。

「じゃあ、明日これを試してみよう」と小さなアクションを決めるだけで、学びが実際の変化につながります。

たった5分ですが、読書の価値を何倍にも高めてくれる時間。

だからこそ、この“読書後5分習慣”は、思考力も行動力も一緒に育ててくれるんです。

読書後5分の思考整理術|3つのステップ

読書後の5分間で何をすればいいのか。

ポイントは「書く・考える・決める」の3つです。

順番にやれば、学びがしっかり定着し、思考力まで鍛えられます。


ステップ1:重要ポイントを1分で書き出す

本を閉じたら、まずは頭に残っているキーワードや印象的なフレーズを一気に書き出します。

文章にしようとせず、単語や短いメモでOK。

スピード重視で書き出すことで、鮮度の高い学びを逃さずキャッチできます。


ステップ2:「自分ゴト化」する問いを立てる

次に、その本の内容を自分の生活や仕事にどうつなげられるかを考えます。

「このアイデアを仕事で試すならどうする?」

「この考え方を人間関係に応用できる?」

こんなふうに問いを立てると、学びが一気に“自分のもの”になります。

問いは必ずオープンな形(Yes/Noで終わらない形)にするのがコツです。


ステップ3:明日やるアクションを1つ決める

最後に、その本から得た学びをもとに、明日できる行動を1つ決めます。

小さくてもOK。「メールの書き方を1文変える」「朝の10分を読書にあてる」など、すぐできるレベルがベスト。

大事なのは、行動に移すことで学びが“実体験”に変わることです。


この3ステップなら、時間は合計5分以内。

書き出す」で記憶が整理され、「問いを立てる」で考える力が育ち、「行動を決める」で成果につながる。

読書が単なるインプットで終わらず、アウトプットと行動に変わる流れが自然に作れます。

慣れてくると、この5分が読書のハイライトになります。

「今日もいい問いが出せた」「明日はこれを試そう」…そんな小さな達成感が、次の読書へのモチベーションにもなるんです。

習慣を続けるための3つの工夫

読書後5分の習慣はシンプルだけど、「気づけばやらなくなってた…」ということもありますよね。

ここでは、無理なく続けられる3つの工夫を紹介します。


1. 時間と場所を固定する

習慣化のコツは“迷わないこと”。

「本を読み終えたら、この机で」「夜寝る前にベッドで」など、時間や場所をセットで決めておくと忘れにくくなります。

読むタイミングがバラバラでも、最後の5分だけは固定するのがおすすめです。

ノートとペンは、固定の場所に置いておきましょう


2. 記録ツールを1つに絞る

メモをあちこちに書くと、後で見返せず習慣が途切れがち。

ノート1冊、アプリ1つ、どちらかに統一しましょう。

「このノートは読書後5分専用」

そんなルールにすると、自分だけの“学びのアーカイブ”がどんどん育っていきます。


3. 成果を可視化する

続けていると、小さな変化が出てきます。

考えがまとまりやすくなったり、会話で本の内容を自然に話せるようになったり。

「3か月で50冊分の学びを記録」「1冊につき必ず3つの問いを立てた」など数字で記録するのも効果大。

そんな変化をメモしておくと、「やってよかった」という実感が積み重なり、やる気が続きます。


習慣は、やるたびにちょっとだけ未来の自分を変える投資です。

5分なら、忙しい日でもなんとか時間が取れるはず。

この小さな積み重ねが、数か月後には“考える力の筋肉”をしっかり育ててくれます。

実践事例

事例①:個人の成長に直結

私が30代の頃、読書は好きだけど「内容がすぐに抜けてしまう」と悩んでいました。

そこで始めたのが、この読書後5分の習慣。

やり方はシンプル。

  • 本を読み終えたら、印象に残ったキーワードを3つ書き出す
  • 「この考え方を自分の生活にどう活かせるか?」と自問
  • 明日やることを1つ決める

3か月続けた結果、1冊あたり3つ以上の行動アイデアが出るようになりました。

ただ読むだけの時間が、自分を変える時間になっています。

私は、今では年に100冊以上読書をしています。

そして、この習慣は今も続いています


事例②:仕事の成果に直結

私は同じく30代の頃、ビジネス書を読んでも「仕事でどう使えばいいか分からない」と感じていました。

そこで、読書後5分で必ず1つ「今日の仕事に組み込むアイデア」を考えることに。

例えば、ビジネスモデルの本を読んだ後は「今日職場のビジネスモデルについて考える時間を持つ」と即決。

実際に試してみると、職場の課題が浮き彫りに。

読書が直接「成果」に変わる経験は大きな自信になりました。

BPRのプロジェクトリーダーを25年も続けてこられた理由でもあります。

まとめ|読書後5分で学びを未来に変える

本を読むだけでは、学びは時間とともに薄れてしまいます。

でも、読書後の5分を使えば、その知識は自分のものになります。

  • 書き出して整理
  • 問いを立てて自分ゴト化
  • 行動を1つ決める

この3ステップで、記憶は鮮明に、思考力は着実に鍛えられます。

そして、続けることで行動力まで育っていきます。

読書時間は、ただの趣味から「人生を動かす習慣」に変わります。


今日の一歩(CTA)

次に本を読み終えたら、ストップウォッチで5分計ってみましょう。

  • キーワードを3つ書く
  • 自分への問いを1つ立てる
  • 明日やることを決める

たった5分ですが、その積み重ねが数か月後のあなたを変えます。

未来のあなたは、きっと今よりも考える力が強くなっています

もし試したら、#知的生活進化論 でぜひシェアしてください。

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